制作

じゃりちゃん鉄道コンセプトの一つに「物造りの楽しさ」を掲げています。コツコツと時間と工夫と努力を重ねて作品が完成し、子供たちが運転して喜ぶ姿を見ることがじゃりちゃん鉄道の生き甲斐になっています。

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レイアウト設計

レイアウト設計はフリーソフトのJW_CADを使用しています。

HO、Nの各種線路パーツもフリーで公開され便利です。

限られたスペースに最大限の線路を敷き詰めるため干渉が起きないよう精査しています。

本線制作

収納を考慮して薄くしてユニットを制作しています。
ポイントマシンも薄型です。
フィーダー(電力供給)は電圧降下を考慮して3カ所としています。

トンネル

外周線 モジュール制作

外周線は ゆる鉄モジュールクラブHO規格で基本は作られていますが、じゃりちゃん鉄道の独自仕様を追加しています。

モジュール接続には、太さの違う2本のアルミ角棒で位置決めしています。

足はゆる鉄モジュール企画に合わせるためのもので、普段は使いません。

ジョイント部分はカトーユニトラック使用。

カーブはカントをつけています。

外周線 たんぼ制作

外周モジュールレイアウトジオラマの田んぼは一本ずつ手植えしました。

レイアウト制御装置 制作

本線はデュアルキャブコンと呼ぶ各線区をどのコントローラーで運転するか選択出来る仕組みにしています。

500系新幹線 運転台

天賞堂のプラ製500系新幹線の入線を記念して、リアルな運転台型コントローラーを作成しました。

まず500系運転台の写真が掲載されている本はないか、探し回ったところ子供向けの新幹線の図鑑に真正面から撮影してあるものを発見しすぐに購入。本の写真をパソコンのスキャナで取り込んで、多少の画像加工とサイズ調節をして光沢紙に印刷してベニアで作ったベースに貼り付けます。

天賞堂のプラ製500系新幹線6両編成は、Nのコントローラー1台でも十分なスピードで走行しましたが、2ハンドル制御と将来の増車を考え、トミックス製の1ハンドルコントローラーを2台中古で調達し、分解して並列接続することにしました。

新幹線の運転台は右がマスコン、左がブレーキになっています。
分解したハンドル部分を左右に並べ速度調節用ボリュームが両外側になるように配置して、真鍮棒で結合し左右のボリームが同じ動きをするようにします。
ボリュームの配線は、ハンドルを手前に引くと左右のボリーム共加速するようにつなぎ換えます。

真鍮棒の左右ハンドルの根元には、90度位相をかえて、ネジを埋め込みます。
そのネジをフックとして右のマスコンは加速、左のブレーキは減速側にのみ当たるようにハンドル根元部分に切り欠きを入れます。

運転は、まず左のブレーキを引いてブレーキ解除し、右のマスコンを引くと加速します。
 力行運転後、右のマスコンを戻し惰行運転(トラコンではないので減速はしませんが)、左のブレーキを押すと減速するようになっています。これで、子供たちが夢見る新幹線の運転手気分が味わえます。

信号制作

外周モジュールレイアウトには、信号機を設置しています。内線はタイマー式、中線と外線は、連動式のシステムを導入しています。
本物の線路は、閉塞(へいそく)区間と言う区切りがあり、その区間の始まりに信号機が設置されています。3灯式信号の場合、列車が進入しようとしている
区間に別の列車がいれば赤となり、もう一つ先の区間に列車がいれば黄、3つ先の区間までに列車がいなければ青となります。

車輌制作(阪急)

阪急電車はイコマ商会のペーパーキット組み立てです。

エアコンや床下機器はシリコン型によるレジンキャストで量産しました。

車輌(北陸新幹線)